nicoriブログ

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ぎっくり腰を繰り返してしまう方へ、その背景を考える

「また、やってしまった」と感じている方へ

重い荷物を持ち上げた瞬間、顔を洗おうと前かがみになったとき、あるいは何気なく振り向いただけで、腰に激しい痛みが走る。一度ぎっくり腰を経験すると、その後も「また、やってしまった」と繰り返してしまう方は少なくありません。

くせになっているように感じて、「自分の腰はもう弱いんだ」「歳のせいだから仕方ない」と、あきらめかけている方もいらっしゃると思います。

ですが、ぎっくり腰を繰り返すのには、腰そのものの弱さだけでは説明しきれない背景があることが多いのです。なぜ繰り返してしまうのか、その仕組みをやさしく整理していくと、今の状態を見直すヒントが見えてくることがあります。

ぎっくり腰を繰り返し腰を気にする女性のイメージ

ぎっくり腰は、その瞬間だけが原因ではありません

ぎっくり腰というと、「重いものを持った瞬間に痛めた」というように、その動作そのものが原因だと思われがちです。ですが、実際にはその一瞬だけで起こるものではないことが多いのです。

多くの場合、腰にはそれ以前から少しずつ負担が積み重なっています。日常の姿勢や動作のくせによって、特定の部分に無理がかかり続け、限界に近づいていたところへ、最後のきっかけとなる動作が加わって痛みが出る。いわば、コップの水が少しずつたまっていて、最後の一滴であふれるようなイメージです。

だから、荷物を持った瞬間や振り向いた瞬間は「きっかけ」であって、本当の「原因」は、その前から続いていた負担のたまり方にあることが多いのです。

繰り返すのは、負担のたまり方が変わっていないからです

ここが、ぎっくり腰を繰り返してしまう最大の理由です。

一度ぎっくり腰になると、多くの方は安静にして痛みが引くのを待ちます。たしかに痛み自体は数日から数週間でやわらいでいきます。ですが、痛みが引くことと、負担のたまり方が変わることは、別のことです。

痛みが消えても、それを生み出していた姿勢のくせや体の使い方がそのまま残っていれば、コップにはまた少しずつ水がたまっていきます。そして再び限界に近づいたところで、ちょっとした動作をきっかけに、同じことが起きてしまう。これが「繰り返す」仕組みです。

つまり、繰り返してしまうのは腰が弱いからではなく、痛みの奥にある負担のかかり方が、まだ見直されていないからであることが多いのです。

腰にかかる負担の積み重ねを確認しながら体のバランスを見る様子

「かばう動き」が、次の負担を生むこともあります

繰り返しやすくなるもうひとつの背景に、痛みをかばう動きがあります。

ぎっくり腰の後、痛みが完全に引くまでの間、私たちは無意識に腰をかばって動きます。痛くない側に体重をかけたり、腰を動かさないように背中や脚で代わりに動いたりします。これは体を守るための自然な反応です。

ですが、この「かばう動き」が長く続くと、体はその偏った使い方を覚えてしまうことがあります。すると、痛みが引いた後も、本来使うべき部分がうまく働かず、別の場所に負担が偏ったままになります。

その結果、腰まわりのバランスが崩れたままになり、次の負担がたまりやすい状態が続いてしまうのです。

腰だけを見ても、背景は見えにくいことがあります

ぎっくり腰を繰り返すとき、腰そのものだけを見ていても、負担のたまる背景までは見えにくいことがあります。体はひとつながりで動いているからです。

たとえば、次のような部分の状態が、腰への負担に関係していることがあります。

⚫︎ 股関節が硬く、前かがみのときに腰ばかりで曲げている
⚫︎ お尻や太ももの筋肉がうまく使えていない
⚫︎ 背中が丸まり、腰に負担が集中している
⚫︎ 片側にばかり体重をかけるくせがある
⚫︎ お腹まわりの支えが弱く、腰で体を支えている

こうした部分がうまく働かないと、その分の負担が腰に集まりやすくなります。だからこそ、「なぜ腰にばかり負担が集まるのか」を、腰の外側まで含めて見ていくことが大切になります。

痛みが引いたときこそ、見直すタイミングです

ぎっくり腰を繰り返さないために大切なのは、実は「痛みが引いたあと」の過ごし方です。

痛みがあるときは、無理をせず休むことが第一です。ですが、痛みが引いて「もう大丈夫」と元の生活に戻るだけでは、負担のたまり方は変わりません。むしろ、痛みが落ち着いて体が動かせるようになったときこそ、負担の偏りを見直す絶好のタイミングです。

かばう動きで偏ってしまったバランスを整え、腰以外の部分もきちんと働けるようにしていく。この積み重ねが、「また、やってしまった」を繰り返しにくい体につながっていきます。

腰まわりのバランスを整え安心した表情の女性のイメージ

「弱い腰」ではなく、「負担のかかり方」を見直していく

ぎっくり腰を繰り返してしまうのは、腰が弱いからでも、歳のせいだけでもありません。その多くは、痛みの奥にある負担のたまり方や、かばう動きによるバランスの偏りが、見直されないまま残っていることが背景にあります。

だからこそ、痛みが出た場所だけを気にするのではなく、「なぜそこに負担が集まるのか」という視点で、体全体をやさしく見直していくことが大切です。

当院では、痛みが強く敏感になっている状態でも受けていただけるよう、体に負担の少ないやさしいケアを大切にしています。「もう繰り返したくない」「何に気をつければいいのかわからない」と感じている方ほど、一度ご自身の腰の負担のかかり方を見直してみると、新しい気づきがあるかもしれません。

繰り返すつらさに悩んでいる方が、少しでも安心して日常を過ごせるきっかけになればうれしいです。

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nicori整骨院では、医学的な観点から患者様の状態を把握し、専門的かつ効果的な治療を提案していきます。患者様とのコミュニケーションを大切にして一人ひとりの症状や要望に応じた治療を提供し、体の不調だけではなく、ストレスや不安感の緩和にもつなげていきます。

また、セルフケア指導や健康アドバイスなども行い、患者様が自宅でも簡単にできるストレッチやエクササイズ、食生活の改善方法を提供することで、治療効果を長期的に維持するお手伝いも行っています。

当院のミッションは、患者様が「自分史上最高の健康状態」を目指すお手伝いをすることです。nicori整骨院のスタッフ一同は、患者様の夢や希望に寄り添い、共に健康への道を歩む伴走者となることを使命としています。どんな些細なお悩みも真摯に受け止め、患者様の「自分史上最高の健康状態」を一緒に目指してまいります。


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