「腰が痛い」「首が痛い」
日常生活で痛みを抱えている人は多いですよね。
しかし、その痛みを何なのか?
「痛みっていったい何なの?」「どこから痛みってきてるの?」と深掘りする人はあまりいないのではないでしょうか?
では、痛みとはいったい何なのか?
痛みとは、脳からの警告です。
脳は人間が安全に暮らしていく上で、常に危険を探しています。ですので、人間は意識しないとどんどんネガティブになる生き物です。
その脳が、命を脅かす「危険」に対して敏感で、「これ以上は危ないよ」と痛みや倦怠感などの不調で知らせてくれるのです。
痛みは組織の炎症と深く関係します。
また、痛みは人間のメンタル的な部分、思考、信念、環境とも深く関係しています。
痛みが出るというのは患部に直接ダメージがあることではなく、患部を守るために脳がシグナルを送っているということになります。
炎症が痛いのではなく、「炎症している患部をこれ以上使わないで!」と脳が痛みという感覚でシグナルを送っているのです。
例えば、腰が痛いとします。痛いのは腰で炎症を起こしているからではなく、「それ以上腰を使うともっと悪化してしまいますよ」と脳が警告を出してくれているということです。
これが慢性的な腰痛の原因です。
痛みとは感覚ではなく、脳の情報解釈に他ならないのです。
ですので、痛み=炎症ではないということです。
おそらく、みなさんは患部に炎症が起きているから、痛みが出ているのだと思っているともいえますね。
患部の痛みと損傷の関係性はとても薄く、損傷がないにもかかわらず痛みを感じることもあります。また、逆に大きな損傷があるのにもかかわらず痛みを感じないといったケースもあります。
この記事を読んで、痛みとは何なのか知ってもらうことで、患者様は痛みを怖がらずに身体を動かせるようになります。
よって、自発的に日常生活で運動をするようになり、健康な身体になっていくのです。
nicori整骨院は痛みについて誰よりも学び、理解し、患者様の痛みを改善させます。
そして、痛みに対する患者様の恐怖心や心配などを減らします。
人間は痛みがありすぎると、行動しなくなるという研究結果が出ています。
ですので、痛みについて患者様にも理解してもらい、自発的に身体を動かすように治療を進めます。そして最終的には、治療院に通わずともセルフケアできるように治療計画を立てて、施術を行わせていただきます。
PRIとは左右非対称な人間の身体を呼吸法で左右対称な身体(ニュートラリティ)を目指すという理論です。
例えば、肝臓は右側に寄っており、心臓は左側に位置しています。また、歩くときも左右の身体の動きの役割分担で成り立っています。
このように、人間の身体は左右非対称なのです。
この左右非対称の身体のつくりに強い偏りのパターンが生じてしまうと、不安定性が高まり痛みを引き起こしてしまうのです。
身体の左右対称を目指すには呼吸法が重要になります。
なぜ、呼吸法が重要になるのかと言いますと、肋骨と骨盤の位置が身体のニュートラリティをとるのに重要になるからです。
nicori整骨院では、この身体のニュートラリティをとるために患者様に呼吸をお伝えします。その呼吸法を日常生活の中で取り組んでもらい、健康な身体を目指すお手伝いをさせていただきます。
DNSとは、発達運動学の理論に基づいた考え方です。
人間の理想的な姿勢は運動発達の過程に基づいています。
このように人間の赤ちゃんは発育発達していきます。
この発育発達の過程で体幹が鍛えられて、赤ちゃんは立てるようになります。
しかし、立つことが当たり前になった私たち大人たちは、人それぞれの姿勢に癖が出てしまい体幹をうまく使えなくなってしまうのです。
デスクワークの時間が多かったり、痛い部分を知らないうちに庇っていたりと、癖にはさまざまな要因があります。
体幹をうまく使えなくなってしまうと、身体の他の部分で動きを補う『代償動作』をおこしてしまいます。
この代償動作が身体に痛みを引き起こしてしまう原因なのです。
その身体の動かし方の癖や代償動作をより軽減させるために、nicori整骨院では治療の中で患者様に体幹をうまく使えるようにアプローチしていきます。
体幹の安定をつくることができてくると、身体の本来の動きができるようになり、不調の予防にもなり、毎日いきいきと過ごせるようになるのです。
nicori整骨院では治療をする上で、Joint By Jointという考え方を導入しております。
Joint By Jointとは、各関節にはそれぞれの役割があり、その役割に適した動きをすることで、身体の動きが良くなるという理論です。
その各関節というのは大きく分けて2つあります。それは、スタビリティ関節とモビリティ関節です。
スタビリティ関節:固定性が求められる関節
モビリティ関節:可動性が求められる関節
人間の身体は、スタビリティ関節とモビリティ関節が交互に存在していると言われています。
これから、この理論を治療方針におく上で大切なことをお話ししていきます。
それは、痛みを感じる患部のみをアプローチするのではなく、患部の上下の関節の役割を十分に発揮できるように全身運動の中で練習する必要があるということです。
例えば、腰の安定性を高めたい場合には、腰の周囲だけを鍛えるのではなく、股関節と胸部の筋力を鍛える必要があるということです。
さらに具体的に説明しますと、胸椎・腰椎と骨盤・股関節は連続して隣り合っています。
腰椎と骨盤はスタビリティ関節、胸椎と股関節はモビリティ関節です。胸椎・腰椎と骨盤は体幹と言われる部分で、胸椎の可動性が低下してしまうと体幹の回旋の動きが行われず、腰椎に負担がかかってしまいます。よって、腰痛を引き起こしてしまったり、体幹の不安定などにつながってしまうのです。
これがJoint By Jointという考えです。
ここで「モビリティ関節には固定性は必要ないの?」「スタビリティ関節には可動性は必要ないの?」と疑問に思った方がいらっしゃると思います。
しかし、そうではないのです。
「動き」で考えるときに隣り合う関節同士がどの役割を持ちながら協力しあって力を発揮するのかが大事なことです。
関節の役割を個別に考えるのではなく、身体の動き全体の中で考えていくことがJoint By Jointのポイントになります。
トレーニングではいろいろな考え方、アプローチの仕方があります。
その中で、Joint By Jointは、動きにおいて各関節のつながりを考え、関節の安定性と可動性の適した役割とバランスを促すように評価やトレーニングを行っていくことが大切という考え方なのです。
痛みは人間に不安や恐怖といったネガティブな感情を与えます。そのネガティブな感情が心の中にあると、どうしても人間は運動をしなくってしまいます。ですので、痛みを抱える患者様を治療する上で、まず痛みの改善・緩和を第一に考え治療を行います。
治療を進めるうちに患者様は痛みが改善され、嬉しくなるのですが、ここが落とし穴です。
痛みがなくなった患者様は痛みからの解放の喜びから、すぐに普段の動きをしようとしてしまいます。
これが痛みを再発させてしまう大きな原因です。
病院や整骨院で痛みを治療して、普段の日常生活に復帰するには治療と日常生活の間に整えること(コンディショニング)が大切なります
整える(コンディショニング)とは何かというと、身体の柔軟性や安定性を高めることです。
この身体の柔軟性や安定性を高めるために、PRI/DNS理論やファンクショナルトレーニングなどの考えを踏まえた治療法、トレーニングをnicori 整骨院では行っていきます。
そして、再び痛みを引き起こしてもセルフケアできるようになっていただくというのが患者様に対するnicoriの想いです。
痛みで悩んでいる方は、一度nicori整骨院を頼ってみてください。
その痛みを私たちがなんとかします!そして将来、患者様は自分でなんとかできるようになります!
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