みなさんは「加齢」という一言で片づけてはいませんか?だるい、めまい、落ち込み、頭痛などといった体の不調が日常的に続くのは辛いですよね。それらの不調の原因は自律神経の乱れが大きく影響しています。お薬の手軽さ、便利さに頼る人も少なくないはずです。しかし、病気やケガを治すのには体本来の力を発揮させなければなりません。十分な睡眠、バランスのとれた食事など少し意識を変えるだけで、自律神経は整います。この記事では不調の原因と生活の意識改革をご紹介していきます。
目次
私たちの体には、体の状態を一定に保とうとするしくみが備わっています。
例えば、暑い時には汗をかき体温を下げてくれますし、寒い時には体を震えさせて体温を上げてくれます。
また細菌やウィルスが体内に侵入しようとしたときに排除しようとする免疫反応もそのひとつです。
この生まれ持った体の性質は、私たちが健康に生きていく上でとても重要な働きをしてくれます。
そして、その働きの司令塔となるのが脳なのです。
見たもの、触れたもの、におい、音、食べたもの…あらゆる情報が365日休むことなく脳に入力されています。
脳は複雑なようで単純な面もあり、「危険か安全か」でその情報を仕分けています。
特に、命を脅かす「危険」に対しては敏感で「これ以上は危ないよ」と、めまいや頭痛、体のだるさ、痛みといった不調で知らせてくれます。
ここで、「私にやる気がないだけ」「がんばればなんとかなる」と無理をしてしまうと、脳はさらに強い危険信号を発します。
それが、激しい痛みや病気です。
現代人は「ほかの人もがんばっているから」「これくらい平気」と自分に対して厳しい人ほどSOSサインを見てみぬふりをしがちです。
脳は危険を予測するのに非常に長けていますので、大事になる前に「無理しないで」「ちょっとや休んだら?」とメッセージを送ってくれるのです。
脳は私たちが不自由なく生きるために働いてくれています。その力を信じ、脳から発せられるサインに向き合いましょう。
思い当たることにチェックを入れてください。
ひとつでもチェックがついた方は、健康への意識改革が必要です。
時間を作って、自分の体と向き合いましょう。少し意識を変えるだけで、体調はととのいます。
身体の不調とは、運動不足やケガ、痛みなど。
現代人は万年運動不足状態です。体を動かすことをめんどくさく感じたり、少し階段を登っただけで息切れしたり、日常のちょっとしたきっかけで不調に陥ります。
痛みがあると外出がおっくうになり、さらに動かなくなって筋力が落ちていきます。
すると、日常動作である立つ、歩くことさえも疲労感を覚え、ますます家に引きこもるようになり、不調のスパイラルに陥ります。
心の不調とは、不安や恐怖、落ち込みなど精神状態に関わること。
「肩がこった」「背中が痛い」などの不調があらわれたとき。
集中してパソコン作業をしたからかな、重たい荷物を持ったからだろうかと身体的な原因を疑う人がほとんどです。
しかし、筋肉のこわばりには、不安や恐怖、あせり、不快感などの心理的な要素が大きく関わっていることもあります。不安から眉間にしわが寄るのも体のこわばりのひとつ。
不安や恐怖からくる体の力みは自律神経を乱し、知らず知らずのうちに姿勢のゆがみや肩こりといった不調を引き起こします。
社会問題に関わる不調とは、人や社会との関係性、経済状況など。
コロナ禍になり高齢施設では、入居者同士のコミュニケーションはもちろん、家族との面会を制限され、認知症の症状が進んだというニュースも耳にします。
高齢者に限らず、会話が減ったことで孤独を感じた人が増えたといいます。
経済活動が滞ったために、失業する人も増えました。給付金などの支援策はありましたが、社会から孤立し、メンタル面の調子を崩す人が増加しました。
メンタル面を崩すと、心理状態に影響が出て不調を引き起こします。
「あなたは、あなたの食べたものからできている」というのは、よく聞くフレーズです。
今日の不調は昨日までの結果です。
なにを食べ、どのくらい眠り、どんな動きをしたのか…。目や耳、皮膚から入ったすべての情報、刺激が今の体をつくっています。
すべてあなた自身の選択、行動によるものです。まさに生きてきた証です。
健康になりたいと思うのであれば、今日からいい意識を持ち、行動するだけです。
前述した通り、人の体には体内の環境を一定に保とうとするしくみ備わっており、その司令塔となるのが脳です。
しかし脳は楽しいこと、心地いいこと、ラクなことが好きで、不快なことから逃げようとする性質も持っています。
甘いものを食べると一時的に脳が幸福を感じるため、また食べたいとつい手を出してします。
スマホでSNSや動画を見るのが楽しくて夜ふかししたり、寄りかかって立つと体がラクで片足重心がクセになっていたりと、正しいことよりもラクな悪い生活習慣を選んでしまいがちなのが人間です。
規則正しい生活、バランスのとれた食事、質のいい睡眠…。情報はあふれていますが、それを選択して行動するのはあなた自身なのです。
現代人は万年運動不足時代です。
運動する機会が減っているため脳に運動刺激が入らず、使わない体の機能が衰えています。
自転車も乗らずに放置しておけば日に日に錆びて使えなくなるし、家は人が住まなくなったとたん、汚れていって廃墟となると同じ、自然の摂理です。
使わない機能に対しては感覚を失うため、体を上手に動かすことができなくなります。
しかし、一時的に乱れても、運動による刺激を与えれば改善されていきます。
腹筋や体幹トレーニングなどといった筋トレは必要ありません。
ほんの少し意識を変えるだけで日常生活がトレーニングになります。
疲れや痛みは脳からのSOSサインです。脳は「危険か安全か」でその情報を仕分けしています。
特に、命を脅かす「危険」に対して敏感で、めまいや頭痛、体のだるさといった不調で知らせてくれます。
その不調を「歳だからね」と年齢のせいにしてしまっては体の悩みがどんどん深まっていくだけです。
そのSOSサインを見逃さないように、そのつどケアして調子がいい状態を維持していきましょう。
不調は誰のせいでもなく、自分自身が作り上げているもの。
同年代なのに若々しくて元気な人と、年齢よりも老けて見える人、いませんか?
それは体の不調や悩みを「歳のせい」にして何も対策をしなかった人とできることを諦めずにしてきた人との違いなのではないでしょうか?
不調をつくったのがあなたであれば、調子がいい状態も自分自身でつくることができます。意識的にいい情報・刺激を選び、脳に取り込めばいいのです。
正しい情報を脳にインプットし、生活習慣や食事、睡眠の質を見直して自律神経を整えましょう。
長年コツコツ積み重ねてきた不健康習慣を変えるには、やはりコツコツと改善を積み重ねていくことが重要になります。
体の不調や悩みを「加齢」という一言で片付けてはいけません。
自分の体と向き合う時間をつくり、その原因を知り、事実を受け止めて、今と将来のためにすべきことを今日から始めていくことが大切なのです。
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