こんにちは!江東区門前仲町、木場エリアにありますnicori整骨院です。
本記事では当院に来院される患者様の悩みで多い症状「ゴルフ肘」について記載させて頂きます。
Part1では「ゴルフ肘とは?」「原因は実は手首…?」「ゴルフ肘の予防や改善」などをメインにお伝えさせていただきました。
前回に引き続き、今回Part2では原因の詳しい解説と根本からの改善についてお伝えしたいと思います。
それではPart2を一緒に見ていきましょう!
前回の記事にも記載させて頂きましたが、”ゴルフ肘”とは上腕内側上顆炎のことを言います。
肘の疾患で良く聞くテニス肘も、ゴルフ肘と同じスポーツ障害です。
しかし、テニス肘はゴルフ肘とは反対側の部位、上腕骨外側上顆に炎症を起こした状態です。
テニス肘もまた、安静にしているときはほとんど痛みはありません。
特定の動きをすると、肘の内側に疼痛(ズキーンと痛む)が生じたり、内側上顆部を押すと、痛んだり不快な感覚が生じます。
ゴルフ肘は、上腕(肘から先)の筋肉の緊張により、上腕骨内側上顆に負担がかかって起こる疾患ですので、肘から先の動きが大きく影響します。
これまでゴルフのトレーナーをやらせて頂き、数多くの選手を診させて頂きましたが、肘から前腕までの治療だけでは完治できませんでした。
ゴルフ肘の原因は他にも潜んでいることが多々あります。
その他にも潜んでいる原因とは…?
ゴルフ肘は肘から前腕にかけて治療を行なっても完治できなかったと先述させていただきました。
「じゃあ、どこを改善させればいいの?」と気になりますよね?
それは身体の安定性です!
身体のバランスが不安定だと、スイングする際に肘や手首に余計な負担をかけてしまいます。
人の身体には本来、力が入るべきポイントがいくつかあります。それを“固定点”と呼びます。
ゴルフ肘を改善するカギになる”固定点”!
急に聞きなれない“固定点”という言葉を聞いてもよくわからないですよね。
例えば、立っている場合には“足の裏”、座っている場合には“足の裏とお尻”。固定点には接地面と別に安定させるべき部位があるという特徴があります。つまり身体の一部が何らかと接地している面が“固定点”です。
”固定点”が不安定な身体を建物で例えると、基礎や柱がグラついているようなものです。グラつきがひどければ、家のあちこちに余計な負荷がかかり続け、わずかな衝撃で倒れやすくなります。
この現象が身体で起こってしまうと、グラついた身体を支えようとして、本来使う必要のない筋肉や関節を使い、動きを補助していまいます。
これを身体の“代償動作”といいます。
代償動作がなくなり、身体の安定性が高まることで、肋骨の上がりや骨盤前傾といった身体の癖がなくなります。癖がなくなるとうことは、身体に余計な負荷がかからなくなるということです。また、身体の癖がなくなることで横隔膜(おうかくまく)や腹横筋(ふくおうきん)といったインナーマッスルに自然と力が入るようになり、強化されどんどん不調は改善されていきます。
nicoriでは、はじめに患者さんに『そもそも痛みとは何のか?』を理解してもらうため、医学の観点から丁寧に説明させていただきます。
そして、治療の中でさまざまな方法で身体を動かし(刺激し)、普段から使われていない筋肉や動きの悪い関節を調べます。そして不調の原因が特定できた後に、患者さんそれぞれに合った治療をプランニングし、根本からの改善を目指します。
患者さんに使われていない筋肉や関節を知ってもらうことで、日常生活の中で動きを意識してもらいます。そして、不調の主な原因となっている部位をうまく使えるようになってもらうため、ストレッチやトレーニング、呼吸法などの自宅でできるセルフケアを『宿題』という形でお伝えします。
患者さんのできる範囲で『宿題』に取り組んでもらい、メンテナンスという形で定期的に身体の状態を見させていただきます。
「趣味のゴルフが楽しめなくて退屈…」
「肘が痛いせいで、会社のゴルフに誘われても断るしかない」
などの悩みや不安を抱えている方!
そんな方たちのために、nicori整骨院はいつでもご相談をお待ちしております。