
長時間座ると、お尻の奥がじんわり重い…。太ももの後ろがジーンとする…。そんなとき、原因のひとつがお尻の深いところにある小さな筋肉「梨状筋」です。専門用語は最小限に、今日からできるやさしいケアをまとめました。。
目次
お尻の奥の重だるさ、イスから立ち上がるときのピリッとした違和感、太ももの後ろ~ふくらはぎにかけてのジワッとしたしびれ感。これらは梨状筋が固まっているサインのことがあります。
長時間座る→お尻が圧迫される→血の巡りが落ちる→筋肉がこわばる。この流れが続くと、近くを通る神経が刺激されやすくなり、つらさが出やすくなります。
難しく考えなくて大丈夫。ざっくり言うと、お尻の深部がこわばって神経が刺激され、痛みやしびれが出やすい状態のこと。原因は「座りっぱなし」「同じ姿勢」「冷え」「運動不足」など日常のちょっとした積み重ねです。
やり方:イスに浅めに座り、左右の「坐骨(おしりの骨)」がイスにトンと当たる位置を探します。背中は反らさず、軽くアゴを引いて、腰はフワッと長く。お腹に薄い板を当てたイメージで10秒キープ。
ポイントは反りすぎず・丸めすぎずの真ん中。クッションを薄く敷くと坐骨を感じやすくなります。1時間に1回でOK。
やり方:フェイスタオルをクルクル丸めてお尻の下に置き、体重でやさしく圧をかけます。痛みが強い場所を避け、心地よい場所で10~20秒。左右交互に2~3回。
硬いボールは刺激が強すぎることがあるので、まずはタオルのやわらか圧から。終わったら立ち上がって一歩だけ歩き、血の巡りを促します。
①脚を組みっぱなし…左右差が固定されやすく、お尻の片側に負担集中。
②分厚い財布を後ろポケット…座るたびに片側のお尻を圧迫します。今日からバッグへ。
③前のめりで長時間…肩と首もガチガチに。画面は目線の高さ、イスは少し高めが◎。
次のようなときは、自己ケアだけで粘らず専門家に相談を。しびれが強くなる/夜間も痛む/足に力が入りづらい感じが続く/2週間以上よくならない、など。
原因は人それぞれ。似た症状でも対処が変わるので、状態をきちんと見てもらうのが近道です。
当院では、まず姿勢や動きのクセを丁寧にチェックし、どこに負担がかかっているかを明らかにします。硬くなった筋肉を施術でほぐし、血流を促すことで、お尻や腰まわりのこわばりを和らげます。
さらに、再びつらくならないように、ご自宅や職場で取り入れやすい簡単なセルフケアもアドバイス。無理のない範囲で「これならできそう」という方法を一緒に見つけていきます。
「何をしても良くならない」と感じている方も、まずは一度ご相談ください。あなたの体に合わせたケアで、ラクに動ける毎日をサポートします。
①毎時1回の10秒座り直し。
②午後に1回のタオルおしりほぐし。
続けるほど、体は期待に応えてくれます。うまくいかない日はゼロでもOK。「思い出したらやる」から始めていきましょう。つらさが長引くときは、お気軽にnicori整骨院へご相談ください。
nicori整骨院では、医学的な観点から患者様の状態を把握し、専門的かつ効果的な治療を提案していきます。患者様とのコミュニケーションを大切にして一人ひとりの症状や要望に応じた治療を提供し、体の不調だけではなく、ストレスや不安感の緩和にもつなげていきます。
また、セルフケア指導や健康アドバイスなども行い、患者様が自宅でも簡単にできるストレッチやエクササイズ、食生活の改善方法を提供することで、治療効果を長期的に維持するお手伝いも行っています。
当院のミッションは、患者様が「自分史上最高の健康状態」を目指すお手伝いをすることです。nicori整骨院のスタッフ一同は、患者様の夢や希望に寄り添い、共に健康への道を歩む伴走者となることを使命としています。どんな些細なお悩みも真摯に受け止め、患者様の「自分史上最高の健康状態」を一緒に目指してまいります。