[インプットの改善と運動習慣の重要性]
人の身体は、周囲からの情報や刺激(インプット)を脳が処理し、その結果が姿勢や動作、体調に現れます。
例えば、長時間のデスクワークや細かい作業に集中すると、目や肩、首が固定されがちで、これが肩こりの大きな要因となります。
これらの作業は「肩こりになりやすいインプット」とも言えます。
デスクに向かう姿勢や、作業中の体の使い方が脳に送り込まれることで、筋肉が緊張しやすくなり、結果的に肩こりを引き起こすケースもあります。
このような場合に有効な解消策として、運動習慣を取り入れることが挙げられます。
眼を動かすエクササイズや軽いストレッチなど、肩まわりの筋肉や目を動かす運動を行うことで、インプットの質を改善し、肩の筋肉の緊張を緩めることができます。
毎日の習慣として、無理なく続けられる運動を取り入れることが大切です。
環境的に可能な場合は、デスクワークの合間に立ち上がって体を動かすことは、肩こりの予防や軽減、改善に大きな影響があります。
[リラックスして自律神経を整える]
もう1つの大切な要素が、リラックスです。
肩こりは身体的な要因だけでなく、精神的なストレスも大きく関係しています。
ストレスがかかると、自律神経が乱れ、筋肉が硬直しやすくなります。
特に呼吸が浅くなると、胸や肩まわりの筋肉が過剰に頑張り、肩こりに繋がるケースもあります。
そのため、呼吸を意識することや、リラックスする時間を取ることが肩こりの改善に繋がります。
ゆっくりとした呼吸は、自律神経を整える効果があり、肩や首の緊張を和らげる効果があります。
さらに、ストレッチ、心地よい音楽を聞くなど、自分に合ったストレス解消法を見つけることがポイントです。
結論として、肩こりの解消には、日々の生活におけるインプットを改善し、運動習慣を取り入れ、リラックスするなど、多面的なアプローチが欠かせません。
肩こりに悩む方は、これらのポイントを意識し、バランスの取れたケアを実践してみましょう。
肩こりは、多くの方々が抱える悩みの一つです。
原因は姿勢の乱れやデスクワークや精神的な緊張やストレス、パソコンやスマホの使用など、様々あります。
このような状態が続くことで、首や肩まわりの筋肉が過剰に働いてしまったり、血流が悪くなってしまうことで、凝った感覚や痛みを感じます。
nicori整骨院では、これらの「アウトプット(表面化したもの=肩こりの症状など)」だけてなく、肩こりを引き起こす根本的な問題にアプローチします。
インプット(普段の姿勢や動作の癖)、プロセス(脳の中での変換や処理)、アウトプット(こりや痛み、不調の現れ)という脳の観点から肩こりを分析し、問題の根本原因に働きかけます。
このような方法により、痛みを一時的に和らげるだけでなく、肩こりの再発を防ぐための身体作り・習慣作りをサポートしています。
肩こり解消には様々な方法があります。
今回は、
1.姿勢と環境
2.ストレス(緊張)と自律神経
の観点で解説いたします!
1. 姿勢と環境
私たちは、常に周囲の環境や目的に合わせて姿勢を変えています。
例えば、パソコンやスマホの画面に集中している時は前のめり姿勢に、高いものを取ろうとするときは、上体を反らし、腕を伸ばします。
このように、普段、無意識の中で、このような姿勢の変化が起きています
ですので、座った姿勢で画面を見たり、キーボードで入力したり、何かを書いたりするときは、前かがみになるのは自然でもあります。
ただ、その作業が終わった後も、前かがみの頭が前に出た姿勢が続いてしまうと、肩こりの症状はなかなか解決が難しくなります。
そこで、1つ目のアプローチとして
【仕事の合間や仕事後に環境から変える】
がお勧めです。
デスクワークを例に考えます。
仮に長時間座りっぱなしでパソコンを見続けていたとします。
この場合、座ると言う環境に適応した身体状態になっているので、立ち上がった時のような足を伸ばした姿勢になることがポイントです。
また、タイピングやスマホの操作などででは前に出し続けていることもあると思いますので、肩の痛みがない範囲で腕を後ろに振ったり、頭上で万歳の姿勢を取ることもお勧めです。
片足立ちでバランスをとることも、座りっぱなしの姿勢と違う刺激を身体に入れることができます。
デスクワークが多い方の場合、デスクワーク姿勢の時には入らない刺激を身体に入れることがポイントです。
今回は背中の動きを出す、胸部のストレッチ種目をご紹介いたします。
2.ストレス(緊張)と自律神経
上述のように、姿勢や環境が影響することもありますが、精神的なストレスや緊張も肩こりに影響する場合があります。
人間には、身体のスイッチ(交感神経と副交感神経)があります。
ストレスを感じていたり、緊張しているときは交感神経が優位になり(スイッチON)筋肉の緊張が高まりやすい状態になります。
緊張している時は
身体の反応としては、逃げるか?戦うか?それに備える反応です。(人間がサバンナでライオンなどに食べられずに生き延びるために必要な機能でした)
それが現在だと緊張する場面やストレスを感じている時に常時発動してしまうイメージです。
本来時に発動するスイッチが長時間入り続けると緊張が高まり、それが結果的に”肩こり”と言う症状として感じるケースもあります。
2つ目のアプローチとしては
【自分に合ったストレス解消法を見つける】
です。
先程の話とは反対に、リラックスしている時や休息しているときは、副交感神経が優位(スイッチOFF)になります。
しっかり眠る、ゆっくりする時間を作るなどが効果的です。
また、朝散歩も身体のバランスを整える上で効果が高いです。
朝散歩について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
nicori整骨院では、まず症状(痛みや凝り)を改善する治療を最優先します。
治療による身体の機能改善(可動域の向上など)に加えて、患者様の日々の習慣づくりまでサポートさせていただいています。
なぜなら、治療と日常での意識や環境変化が組み合わさることで身体の変化が起き、症状改善に繋がるからです。
痛みの再発を防ぐための身体作りとして、身体の正しい使い方や、ご自宅での運動種目のお伝えなど身体の悪い癖を改善し、逆に良い癖を定着させることを目指します。
これにより、肩こりの症状を軽減するだけでなく、再発しない身体と快適な生活を送れることをサポートします。
nicori整骨院が運営しているジム、nicoriGYMでは
自ら動くことを中心に、肩こり解消へのアプローチを行っています。
”動くことの大切さ”
それは、先ほどの環境の話と重なる部分もありますが、
人は入ってきた情報や刺激(インプット)を脳内で処理し、その結果(アウトプット)姿勢や動作、体調に現れる
という理由があるからです。
一概に全ての肩こりがそう、とは言えませんが、デスクワークや細かな作業をしたりといった環境や状態だと、肩こりになりやすい”インプット”になります。
その解決策の1つとして、身体を動かすことが大切です。
普段座っている時間に対して少し動くだけでも違いますが、やはりご自宅やジムで習慣化することが健康のためには必要になります。
ぜひ、自分に合った形で身体を動かすことを習慣にして、動きやすい、健康な身体を作っていきましょう!
もし、自分の症状が整骨院、ジムどちらに行ったら良いのか分からない…というお悩みがある方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせ・ご相談ください😊
nicori整骨院での治療風景をYouTubeでアップしております。
文字だけより、イメージがしやすいと思いますのでぜひご覧ください🙌
肩こりは、日々の生活の中で誰もが経験する不快な症状ですが、その根本原因を理解し、適切な対策を取ることで改善することが可能です。
この記事で紹介したように、肩こりを引き起こす要因には、姿勢の乱れや筋肉の緊張、さらには精神的なストレスが関係しています。これらの要因を一つずつ見直すことで、肩こりの予防と解消に繋がります。
まず、姿勢と環境の改善が重要です。
長時間同じ姿勢でいることは、肩や首に大きな負担をかけるため、デスクワークの合間にこまめに体を動かしたり、ストレッチを行うことが効果的です。
さらに、背中や肩まわりの運動を取り入れることで、インプットの質を向上させ、肩こりを予防することができます。
次に、リラックスと自律神経のバランスを整えることも、肩こり解消には欠かせません。
深呼吸や瞑想など、自分に合ったリラックス法を見つけ、ストレスを軽減することが大切です。
リラックスすることで副交感神経が優位になり、筋肉の緊張が和らぎます。
最終的には、日常の中での「インプット(姿勢や動作)」と「リラックス」がバランス良く整うことで、肩こりを根本的に改善し、再発を防ぐことができます。
日々の生活習慣を見直しながら、健康的な身体づくりを目指しましょう。
そして、もし肩こりがひどくなった場合には、整骨院やジムを活用することも検討してみてください。
自分に合った方法で、快適な毎日を手に入れましょう。