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「ストレスで胃が痛い…」なんてよく聞きますよね。しかし、ストレスが原因で背中も痛む場合があります。
ストレスにより自律神経が乱れ、副交感神経が優位になり、心身が緊張しやすくなります。心身が緊張すると筋肉がこわばりやすくなり、結果として背中に痛みを感じることがあります。
ストレスによる背中の痛みは、姿勢に関係なく痛みを感じます。
(関連記事:【自律神経を整える】私たちがしている朝のルーティン!)
背中の痛みは、腎臓や膵臓などの内臓器官の異常が原因であらわれることもあります。
内臓疾患が原因の場合、背中の痛み以外にも、異なる体の部位で不調がでていることが多いです。
ストレスによる背中の痛みと同様で、姿勢に関係なく痛みが出るのが特徴です。
背中の痛みでもっとも多い原因が、筋肉の緊張と固まりです。
特にデスクワークの方に多くみられ、背中の痛み以外に腰にも痛みがあるのが特徴です。長い時間のデスクワークを行うことで痛みが発生しやすくなります。
パソコン作業に集中していると、無意識に前屈みになり背中が丸まりますよね。
この姿勢で作業を続けてしまうと、背中にある3つの筋肉、脊柱起立筋・僧帽筋・菱形筋が収縮し続け、それらの筋肉の付着部である背骨付近に痛みが出てしまうのです。
みなさんは、ヘルニアと聞くとはじめに腰を想像しませんか?しかし、ヘルニアは背骨でも発生する場合もあります。
骨と骨をつなぎ、クッションの役割を果たしている髄核というものがあります。この髄核が何らかの原因で外に飛び出してしまうことで神経を圧迫してしまい、背骨に痛みが出てしまいます。
症状としては、首や肩に痛みや痺れが出たり、指の細かい動きが難しくなったりします。それらが影響して生活の中では、ボタンを止めにくくなったり、箸を使いにくくなるなどの障害が出ます。
加齢による影響でなくても、普段から首に負担がかかっている方は首にある背骨や椎間板、靭帯が傷みやすいので要注意です。
外傷性頚部症候群はいわゆる“むちうち”。
自動車での追突事故、ラグビーやアメフトなどのスポーツで激しく衝突したときに起こります。
首がむちのようにしなり、不自然な力がかかることで頚椎の関節や筋肉が損傷されることで引き起こします。
症状としては、首の痛みや熱感、肩こり以外に、背中の痛みや腕の痛み、しびれなどの症状が出ます。損傷がひどい場合には頭痛や吐き気、めまいなども伴います。
変形性脊椎症は加齢とともに脊椎(背骨)が変形することで引き起こす疾患。
頚椎の骨と骨の間にある椎間板が薄くなり、弾力が減少し、椎間板に接している椎骨がトゲのように変形します。このトゲが頚椎の間から肩に向かって出る脊髄神経を圧迫し、刺激することで痛みがあらわれます。
主に、腰が重い、だるいなどの鈍い痛みを感じ、椎間板の変化が進むと腰や背中の痛み、動きづらさなどの症状が出てきます。
重症になると、痛みがお尻から足にかけて出ることもあり、朝起き上がったときや寝返りを打ったりする際に起こります。
骨粗しょう症は、年齢とともに骨量が減って骨が弱くなり、日常のささいな動きで小さな骨折を起こす疾患。
多くの場合、自分の体重を支えきることができず、圧迫骨折を起こしてしまい痛みが出ます。この圧迫骨折は背骨がもっとも多く、腰や背骨が痛くなります。
背骨や腰が痛くなった後には、背骨が丸まり、身長が縮んだりするのが特徴です。
骨粗しょう症は圧倒的に女性の方に多くみられ、女性ホルモンの減少や老化との関わりが深いと考えられています。
普段の悪い姿勢が背中の痛みの原因であれば、デスクワークの環境(PCモニターや椅子の高さ)を見直さずに、仕事を続けてしまうと悪化の原因になります。
パソコンやデスク、椅子の配置にはコツがあり、きちんと配置するだけで背中や腰、首の負担を大幅に軽減することができます。
正しい姿勢での座り方を意識したり、PCスタンドを活用したりして仕事環境を整えてみてください。
真面目な人ほど痛み止めを服用し、無理をして仕事続けてしまいがちです。
無理は禁物です。一時的に痛みは弱くなりますが、背中の痛みの根本的な治療にはなっていません。
もし、痛み止めを飲んでも痛みが改善されない場合は、近隣の整骨院や医療機関に相談してみてください。
背中が痛むからといって、マッサージを受けるのはおすすめしません。
たしかに、強い刺激を与えることで一時的に血行が良くなり、痛みが弱くなります。しかし、強く押すことによって線繊維を破壊され、筋肉はより硬くなり体のだるさを感じてしまう場合もあります。
肩や背中に痛みがある方は、普段から痛みのある筋肉の柔軟性を高める意識をしましょう。
肩や背中を構成している筋肉、『僧帽筋・広背筋・脊柱起立筋』の柔軟性が高まることで、血行が良くなり、痛みが緩和されます。
また、筋肉の硬さがほぐれることでしっかりまっすぐな姿勢を維持しやくなります。これらの筋肉が硬いと、身体の他の部位に不必要な負荷がかかります。この不必要な負荷が原因となり、頭をしっかり支えることができず背中の痛みが出やすくなってしまします。
背中の痛み、腰痛に悩まされている方は、背中の筋肉の柔軟性を高めてみましょう
肩や背中の筋肉とお腹の筋肉は重要な関係にあります。
お腹の筋肉が強化されることで、背骨をしっかり支えられるようになります。背骨がしっかり支えられることで、正しい姿勢が維持できるようになり肩や背中のかかる負担が減ります。
背骨に不必要な負荷がかかってしまうと、背中の痛み以外にも腰に痛みがあらわれたり、猫背などの悪い姿勢になってしまいます。
体幹のトレーニングや呼吸法などで、お腹の筋肉は鍛えることができます。
この記事の最後におすすめのトレーニング法、ストレッチ法をご紹介してますので取り組んでみてください。
痛みがひどくて、つらいときにはぬるめのお湯にゆったりと浸かってみてください。
湯船に浸かり、体を温めることで、血行は促進して背中の筋肉の疲れやコリなどを改善することができます。
また、入浴中に背中をストレッチをすることで、より血行が良くなり痛み改善の効果が期待できます。
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①背中の痛みは予防できるのでしょうか?
背中の痛みはいくつかの対策を取ることで予防することができます。背中の筋肉や体幹を強化することで正しい姿勢を維持できるようになり、背中にかかる負担を減らすことができます。また、背中の痛みはストレスも大きく関係します。適度な運動や趣味に没頭するなどして、ストレスを解消することで予防の効果が期待できます。
②柔道整復師ってどんな国家資格ですか?
柔道整復師は、日本で認定された国家資格を持つ医療従事者です。主に手技療法や運動療法を使用して、患者の痛みや身体機能の改善をします。その資格として、『国が定めた養成校で専門教育を修了し、国家試験に合格した者』でなければ名乗ることができません。
③施術時間は何分くらいかかりますか?
患者様の症状により施術内容や時間が変わってしまいますが、初診で40〜50分程度を目安にみてください。当日の状況によって異なりますので、初診時、再診時は時間に余裕を持ってご来院ください。
④施術は痛いですか?どんな治療をするのか不安です…
当院では痛みがある治療は行いません。ソフトで痛みが伴いにくい微弱電流治療や手を使った施術をご提案していきますので、ご安心ください。不安な場合は当院へ直接お電話いただけましたら、ご説明させていただきます。
⑤痛みの理由がわからないのですが、どうしたらいいですか?
問診で痛いの原因になっていそうな事柄を、患者様に寄り添いお話を聴かせていただきます。触診や徒手検査を実施して痛みの理由を一緒に探し出します。
⑥整骨院と整形外科では、治療が違いますか?
整形外科は西洋医学の観点で、注射、湿布、薬を中心に治療しております。nicori整骨院は西洋医学的に症状を判断し、東洋医学的な治療の考え方をしていることが整形外科との違いです。とくに施術では薬や注射に頼らず、手技療法、運動療法で自己治癒力を高めて治すことが特徴です。
この記事では、背中の痛みの原因や疾患などを解説しました。
また、背中の痛みに効果的な対策法もいくつかご紹介しております。
背中の痛みは、それぞれの疾患により痛みの程度が違います。自分はどういう痛みなのか、どの部分が痛いのか、ぜひセルフチェックしてみてください。
今回、ご紹介した対策法やストレッチに取り組んでも、痛みが改善されないよう方は、ぜひnicori整骨院を頼ってみてください!
全力で施術させていただきます!
〈nicori整骨院〉
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※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。
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